■スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

■無理やりな話

【断層】呉智英 恥ずかしい「ル抜き文語」

 「正論」十月号に現在の保守派の水準を表わす論文を見つけた。評論家で拓殖大学大学院教授の遠藤浩一の「自民敗れども保守は亡びず」である。衆院選で民主党は自民党を破ったけれど保守精神は実は民主党の中に生きている、ということだろうか。常識を覆す新見解だな、と読み始めたのだが、自民党の腑甲斐(ふがい)なさを嘆き、民主党へ疑問を呈し、それでも保守精神は健在だと結論づけるだけ。何だ、こりゃ。タイトルと全然違うぞ。と思ってタイトルをよく読み直すと、あーら恥ずかしや、日本語が間違っているのだった。

 このタイトルでは「自民が敗れても」という意味にはならない。「自民敗れども」なら「(民主が)自民を敗れども」以外に読みようがない。平易に「敗れても」とすれば問題はないのに、知りもしない文語表現「~ども」を誤用して得意気だ。文語なら「自民敗るれども」である。若者のラ抜き言葉を笑えないル抜き文語だ。

 誤用の真相は編集部のポカミスらしく、筆者の遠藤には責任がないが、この本文は正仮名(俗に言う旧仮名)で書いてあるだけに一層みっともない。よく誤解されているけれど、正仮名は不合理であっても雰囲気のある仮名遣いなのではない。全く逆に論理的で整合的な仮名遣いである。そうだからこそ、石川淳、丸谷才一、福田恆存など、政治的な保守・革新を超えて正仮名論者がいるのだ。論理的で文化的な日本語表現こそ守らるべき日本の伝統だろう。最も醜い文化破壊は、若者のぞんざいな日本語ではなく、えせ知識人が気取って書く一見典雅、実は誤用の日本語なのである。(評論家)


 情けないことに、ぼくも口語は読めないに等しい。
「ラ抜き言葉」もまったく意識せずに使用しているだろう。そもそも何がいけないかもわかってないはずだ(堂々と言う事ではないけれど)。

 しかしながら、そんなアホたちの手本となるべき人達もまた、「誤用」を冒すようだ。

 言葉は変化し続けるのだろうが、言葉の乱れはやはり文化の程度にリンクすると思う。
 いま流行の「歴女」の使う(憧れる?)サムライ言葉のようなものもまた、ある意味「誤用」なんだろうなと思う-と無理やり話を持っていって-。


 「歴女」と言えば、先日梅田の地下街でうどんを食べたとき(ぼくは丼メインで麺はミニ)、横にいた女性二人組みの会話から「ちょうそかべ」とか「かたくら」とか非常に違和感のある単語が聞こえてきたなあ・・・ということを思い出しました。
 あれが「歴女」なのかな(見た目は普通でしたが)。
関連記事
スポンサーサイト

■コメント

■コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

 

Blue Ribbon News

ブログ内検索

賛同

有害指定?

キッズgooはじかれサイト同盟
当ブログはキッズgooにより
なんと有害指定されています

NO MORE ASAHI!

朝日新聞購読拒否
ネタ以外で朝日新聞は読みません

文楽みくじ

「小倉百人一首」

問い合わせ先

カウンター

ブログランキング・にほんブログ村へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。