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■こういうのは拡散したほうが良いと思う

<サンデー時評>日本政府は「礼」を欠いていないか(サンデー毎日)

 ◇岩見隆夫(いわみ・たかお=毎日新聞客員編集委員)

 ほう、そんなことがあったのか。とても信じられないような話だった。

 たまたま、特定非営利活動法人・水エネルギー研究所(東京都北区)の名古屋貢理事長(六十二歳)にお会いしたのが始まりである。世界の水資源の危機に取り組んでいる研究所だが、そのこととは関係ない。

 名古屋さんは、

「実は去年の震災(3・11東日本大震災)で、台湾の方たちが被災地に直接出向いて、約五十億円の現金をお見舞いに配ったんです。被災者のみなさんは大変喜ばれたと聞いてます。ところが、日本政府は感謝状一枚出さない。マスコミもまったく報道しない。私、許せないんですね。日本はいつからこんな礼節を忘れた国になったんですか」

 と憤慨して語ったのだ。突然、五十億円と言われても、われわれ庶民にはイメージしにくいほどの巨額である。かつて東京都府中市で起きた現金強奪事件(一九六八年)が三億円、田中角栄さんのロッキード事件(七六年)が五億円、いずれも大騒ぎだった。本当に五十億?

 しかし、話を聞いてみると、実話である。名古屋さんは震災が起きた時、

〈何ができるか〉

 と思いをめぐらせた。お金を配るのがいちばんいい。それもすぐに、だ。お金さえあれば、下着でも買える。食べものでも当座ほしいものが手に入る。これをまずやらなきゃ、と考えたが、自分の手元にはない。

 名古屋さんは、かねてから昵懇の台湾経済界の実力者、台湾区帽子輸出業同業公会(台中市)の廖松岳理事長(五十六歳)に電話を入れ、その趣旨を訴えた。震災発生の数日後である。しばらくすると、廖さんから電話があり、

「お金を配ることになったよ」

 という返事だった。

 廖さんと関係の深い台湾仏教慈済基金会と共同で支援活動を始めることになったという。最初の〈志工〉(台湾でボランティアのことを言う)グループが東京入りしたのが昨年五月、基金会日本分会のメンバーも加わり、貸し切りバスで現地に向かった。学校、公民館、文化センター、体育館などで、罹災証明を持参した被災者すべてに、封筒に入れた見舞金(一人四万円から七万円、平均五万円)を手渡したのである。

 支援活動は十二月まで十回に及び、岩手、宮城、福島三県の主要市町村で九万六千七百七十六世帯に配られた。動員された〈志工〉は延べ四千二百八十三人という。市町村別の見舞金配布状況も資料として残されている。最多は宮城県東松島市の一万二百八世帯、五億四千七百四十二万円、最少が岩手県の最北端、洋野町の二十七世帯、百三十五万円。

 ◇直ちに、現地で配る台湾方式に被災者感激

 さて、五十億円はどこから調達され、なぜ配られたのか。台湾の仏教団体〈慈済〉の機関誌によると、

〈私たちは被災者の方々を家族の一員と考えています。家族が苦しんでいる時、もっとも直接的な助けとなるのは見舞金です。お金があればすぐに必要なものを買いに行けますね。このお金は世界三十九の国の慈済人たちから愛情を込めて寄せられたものです〉

 という。

 とにかく、日本赤十字などに集まった義援金の配布がもたついたのにくらべ、直ちに現地に乗り込む台湾方式の機動力はみごとというほかない。被災者からは感謝の手紙が多く寄せられた。

 当時の模様を被災地出身の国会議員に尋ねてみた。

「ええ、私、目の前で見ましたから。列をつくってみなさんもらっていた。ありがたかったと思いますよ。だれでも知ってることです」

 しかし、メディアが報道しないから、大きな額の見舞金をいただいたのを、被災地以外の人は知らなかった。

「それは宗教団体だからですかねえ。ちょっとわかりません」

 現地のメディア関係者にも聞いた。

「気仙沼市には少なくとも二回来ました。事前に市の広報紙で予告したから行列つくって。記事にしなかったのは、善意とはわかっていてもお金の出所がはっきりしないのと宗教がらみで、触りにくいというか、放置した形になったんでしょうね。地元紙も報じていない。台湾、金あるなあ、なんて言い合ったりしたけど……」

 こうして、五十億円という超大型の見舞金支援は新聞、テレビで紹介されることもなく、忘れ去られようとしている。それでいいのだろうか。

 再び、仲介役になった名古屋さん。

台湾側から『お礼を言ってほしい』と催促されているわけではまったくない。あれきりです。しかし、私としては、ちょっとやりきれない気持ちですね。政府や民主党関係者にも何人か会って頼んでみたけど、反応がない。日本人は忘恩の国民になったのか、と思ってます。

 台湾側は日本のことにいろいろと気を配っている。去年も八田さんの公園を造ったりしているのに」

 八田與一さん(一八八六-一九四二年)は生涯を台湾の水利事業に尽くした日本人技師である。戦前、南部の嘉南平野に当時アジア最大の烏山頭ダムを建設する難工事を十年かけてやり遂げ、いまも平野は有数の穀倉地帯として潤っている。

 昨年、馬英九総統の提案で台南市に〈八田與一記念公園〉が造られ、開園式には日本からも八田さんと同郷の森喜朗元首相が出席した。命日には毎年、墓前で慰霊祭が催されるという。

 ところで、五十億円の問題を書こうか書くまいか、私は正直迷った。書くことにした理由は二つある。一つは〈メディアと宗教〉のあり方で、メディアは特定宗教に利用されるのを気遣って極端に自己規制してきた。しかし、それはもう古い。宗教団体の内情をよく研究し、知らせるべきは知らせたほうがいい。五十億円問題はそれにあたる。

 二つ目は、仁・義・礼・智・信という伝統的な道徳律のすたれ、特に礼。名古屋さんの不安はよくわかる。

<今週のひと言>

 ツリーのあとは城だ。江戸城再建。


 メディアと自称する連中のやっていることはご覧のとおりだ。台湾の方々の行動を目の当たりにすれば心動かされるはずのだが、既に敵に心を売り渡している連中のやることはこういうことだ。
 政府が「「礼」を欠いて」いるのも当然。民主党、いや自民党でも同じようなモンだったろう。選んだのは日本人だ。

 はっきりしておくことがある。
 
 日本人が既に「礼」など持ち合わせていないという事実だ。
 クソサヨクの導く「解放」に嬉々として協力しているという事実だ。

 知らんぷりするな。あんたのことだ。

 恥ずかしいなと思えるそれこそ「最後の良心」があるなら、やることは決まっている。
 そしてそのコトもすぐ分かるはずだ。

 ちなみにスマホ弄くるしか能の無い人間にはその応えは永遠に分からない。
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